先日、あるドキュメンタリー番組で、甲府市のボランティアセンターが実施する「想い出宅配便」が紹介されていました。「想い出宅配便」とは、外出が困難な市内在住者へ、ボランティアの大学生が、その方のふるさとや思い出の地を取材し、紹介するというサービスです。交通費は依頼者が負担するとあって、ボランティアの学生も、依頼者の希望に沿った取材をしようと、熱心に依頼者の思い出話に耳を傾けます。そして、創意工夫をしながら取材し、依頼者に報告していました。これは、ボランティアの大学生と依頼者のコミュニケーションがとても必要なサービスだと感じました。そして、取材結果に満足する依頼者を観て、私まで温かい気持ちになりました。
私は幼少期に転勤が何度かあり、「ふるさとは?」と訊かれると答えに窮します。人生で一番長く住んでいるのは、この国分寺市になりました。おそらく、今後も住み続けることになると思うので、私の子ども達のふるさとは、国分寺になるのでしょう。年を取って、脳裏に浮かぶ「ふるさと」は、いつまでもその土地の良さを残しておいて欲しいですね。そして、良さを残していくのは、自分たちでもあるのですね。(SR)