私は、かつて商品や事業の企画に携わり、その作業の中で構想段階では手描きでたくさんのラフスケッチを描いてきました。サインペンや鉛筆を動員して大まかなスケッチを描いておくのです。企画書に仕上げる時は、切り貼りや細密な仕上げを実行しました。完成作業は後に手描きからパソコンになりましたが、初期のアイデア段階では今に至るまでずっと手描きです。
その手描きに使う筆記用具は、いろんな種類のサインペンや細い線を描く水性ペン、鉛筆を準備していました。鉛筆の硬度は3Hから6Bまで、色鉛筆は水性のものも持っています。先日、通信制大学の単位認定試験では芯が丈夫な某社の鉛筆に助けてもらいました。(感謝!)
このほか、鉛筆画では硬度がHや2Hなどの硬い鉛筆を使うことがあります。柔らかいスケッチにところどころ硬い鉛筆を走らせるとシャープな感じが表現できたり、デリケートな風合いも出てきます。自分の感情が素直に出てくるようですね。
ひるがえって人間関係を眺めてみれば、言葉も道具も使い方しだいのようです。うまい下手ではなく、どのくらい真剣な思いがこもっているか、その表現の中にどんなサインを読み取れるか。物心両面にわたる度量を培っていきたいと思います。(Q)