1月初旬に、当センターで発行している機関誌「こらぼ第23号」を登録団体の皆様に郵送で送りました。その封筒のイラストを見て、思い出したことがありました。
それは、レオ=レオニ作 谷川俊太郎 訳の「スイミー ちいさな かしこい さかなの はなし」という絵本で、内容としては次のようなお話です。
広い海のなかに小さなさかなの兄弟たちが暮らしていた。みんな赤いのに、一匹だけが、真っ黒。
でも 泳ぐのが、誰よりも速かった。名前はスイミー、ある日恐ろしいおおきなまぐろに赤い小さなさかなたちは一匹残らず食べられてしまった。逃げたのはスイミーだけ。一生懸命逃げたスイミーは、海の中のすばらしいものをみるたびにどんどん元気をとりもどし、また新たに小さなさかなの兄弟たちに出会った。スイミーはみんなにでてくるように誘ったが、みんなは大きなさかなにたべられてしまうといわかげからでてこない。そこで、スイミーは一生懸命考えた。
「みんな一緒に泳ぐんだ!海で一番大きなさかなのふりして!」スイミーはみんなに決してはなればなれにならないことをおしえ、みんなで一匹の大きなさかなのように泳げるようになった時、スイミーは言った。「ぼくが目になろう!」そしてスイミーが目になってみんなで、大きなさかなをおいだした。
小さなさかなたちを皆さんのひとつひとつの市民活動団体に置き換えてみます。そのひとつひとつが一体になって、みんなで力を合わせて、お互いの活動を支いあえていけたらいいと思います。そしてその時に、スイミーのような目になる、そんなセンターになれたらいいかなと思います。(K)