この写真は昨年末に小平市の中央公園の丘の上から撮影しました。西の彼方に見える富士山に夕日が落ちて行くところです。まさに沈む寸前をとらえました。撮影時刻は12月27日の午後4時25分ごろ、富士山がぼんやりとして分かりにくいかと思います。自宅から数分の場所で、こんな光景が見られるなんて知りませんでした。
実は、その前々日、午後4時ごろ、カメラを持ってその場所に立っていたら、通りがかりの男性から声をかけられました。「今はちょっと早いですよ。その方向で午後4時20分から25分くらいがいいですよ」とおっしゃいます。お礼を言ったものの、なんの事か分からず27日にその時刻に立っていてぼんやり眺めていたら、富士山らしき薄い藤色の山影が見えました。ああ、これかと、ただ夢中になってシャッターを切り続けました。ダイヤモンド富士なんて初めての体験でした。
大晦日の同じ時刻にその場所に立って、カメラを構えていたら、若いご夫婦が「きれいねえ、お日様・・・」と仲良く話しながら近づいてこられました。おもわず「ダイヤモンド富士が見えるんですよ」と声をかけたら、大喜びで付き合ってくださいました。眺め終わって別れの挨拶をすると、奥様が「良いお年をお迎えください。ほんとうにありがとうございました」と何度も頭を下げて見送ってくださいました。
その後、私に声をかけてくださった男性と玉川上水ですれちがいました。にこやかに笑顔で会釈され、去っていかれました。なんのてらいもないその態度、あのご夫婦、ちょっとした声の掛け合いが、ほっこりと温かな気持ちの交歓になるのですね。小さな交流を積み重ねて良い年にしたいと思います。皆様、どうぞよろしくお願いします(Q)