穏やかな天候に恵まれた三ヶ日でしたね。
お正月、雪の最上川を見ようと山形に出かけました。想像していたような景色には出会えなかったのですが、翌日、宿の近くの天元台スキー場からは二王子岳、飯豊連山(写真)の美しい山並みが眺望できました。爽やかな感動でした。
感動というキーワードで、思い出す一つのエピソードがあります。
戦時中、家族の一人がまだ小学五年生だった時の体験です。
終戦間近の或る日、彼のお兄さんが、手作りした電蓄(電気蓄音機)で1枚のレコードを聴かせてくれました。洋楽全面禁止のご時世に音楽好きのお兄さんが、内緒で聴かせてくれたのは、ドボルザークの『新世界』。はじめて聴くクラッシックに感動して五年生の彼は涙がポロポロこぼれ落ちたそうです。
涙の訳を尋ねると、日本以外の国の存在、世界の拡がりを感じ、閉塞した心が解き放たれたような感動を覚え、音楽は素晴らしいと思ったと話してくれました。
大人になると、日々の暮らしの中に、心の琴線を大きく震わすような感動は、そうはありませんが、小さな喜びを見出して、一日一日を大切にしようと思います。
市民活動センターのこの一年も、様々な講座や交流会など新たな出会いがあることと思います。小さな感動が沢山あるといいですね。(niko)