私の幼ななじみが練馬の自宅にステンドグラス工房を開いてもう15年経ちます。持ち前の明るさと率直で気取らない人柄も人気のようで、今ではお弟子さんも増え、個展を開いては賑わっているようです。
なかには関係団体のお誘いもあるようですが、本人はあくまでも個人の趣味の延長線上にあるとしか考えていないようです。写真は彼女の作品です。彼女のデザインは奇をてらったようなものは無く、おっとりした落ち着きのある風合いのものが多いようです。作者の性格そのままです。
彼女の作品を見ているとほっとします。上等の食事を口にしたときのような、豊かな気分がして、自然に笑みがこぼれてくるのです。まるでそこが自分の居場所であるかのようにも思えてきます。
“居場所”と感じるような作品は秀逸なものなのでしょうが、作品だけではなく、自分自身の心のありようと響きあっているように思います。日常の生活シーンでもそのようなことが多くなるように、余暇を過ごせればいいなと願っています。(Q)