10月20日の月は旧暦九月十三夜で“後の月”“豆名月”“栗名月”ともよばれます。これは八月十五夜(“仲秋の名月”、”芋名月“)に対して言われてきました。
昔は、照明が十分でなかったため、夜は月の光に頼っていました。仲秋の名月”には芋を供え,“後の月”には豆や栗を供えて、その収穫に感謝し、翌年の豊作を祈ってきました。
どちらの名月にも食べ物が供えられていて、食欲の秋到来を意味していると、勝手に解釈しております。特に八月十五夜の芋は、里芋なのですが、サツマイモの話をさせていただきます。
先日、親戚からサツマイモをおくってきました。大好物なので早速ふかし食べると美味しい。
2本、3本と一気に食べてしまいました。それにしても何でこんなに好きなのか自分でも不思議に思います。ただ、第2次大戦、戦後の食糧難に育ち、たまたま近所の氏神様の祭礼でもらった、ふかしイモが美味しくて忘れられなかったのではないかと思っています。学生時代にも11月末の文化祭で夕方校内にきた焼き芋屋を見つけて、飛びついて友達と食べたのを思い出します。
ご存知の通り、サツマイモは江戸時代8代将軍吉宗が青木昆陽に命じ、打ち続く飢饉や荒地にも栽培できるので、お米の代用として奨励し、各地に広まりました。明治維新以後はあまり見向かれなくなったのですが、第2次大戦から戦後にかけて再度奨励されました。そのため嫌う方も多いようです。
さてこの後の月には、皆様は豆を供え食べられましたか?、栗でしょうか? 私はサツマイモでした。(ty)