暑いさなかにも、野原ではアキアカネの姿も見かけますし、夜に入れば虫の音も聞こえ始めました。
Nikoさんのブログの茜雲に誘われて思い出しました。この写真は、ニューヨークのビルに夕日が映っているところで、友人からもらったものです。ハドソン川からの照り返しでしょうか、それとも高層ビルを次々に反射してここに映ったのでしょうか。この時の夕日って、どんな雰囲気の茜色だったのでしょうね。
夕日といえば万葉の昔から、人を偲ぶ心を歌われてきたようですね。額田王は「あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりはみずや きみがそでふる(万葉集巻第一より)」と歌ったのはよく知られています。
また、私が知っている銅版画家で恋ヶ窪にお住まいだったある方は、その作品のなかで「ざくろ」を何点か作っています。また、その著書のなかでも、「ざくろの空(後略)」と題したノン・フィクションがあり、この方の第二の故郷である長崎の夕陽をさして、このように形容しておられました。ざくろの実の燃えるような深紅の色に染まる夕陽の光景が眼に浮かぶようです。
だれしも思いで深い夕日の思い出があると思います。私は二十歳代後半に家内と行った、宍道湖の夕日が忘れられません。皆様はいかがですか。(Q)