アゲハの仲間にジャコウアゲハという種がある。このジャコウアゲハの特徴は、ウマノスズクサという毒性をもった植物を食草としているので、それしか食べていない幼虫自身にも毒性があるため、蜂などに寄生されることなく、まして鳥の餌になることもないので、食草がある限り卵から幼虫がかえると蝶になり、飛び立っていく。敵がいないのだからそのままだとこの蝶だけの世界になってしまう。そこで生態系のバランスを保つために、その生息範囲で生きられる何頭かが孵化したあとは、それ以上孵化した幼虫が育たないように先に生まれた幼虫が、食草ウマノスズクサの茎を食いちぎって枯らしてしまう。それがこんな小さな幼虫の中にDNAとしてインプットされているのだ。
自然界って、不思議ですね!(K)